三重県鈴鹿市で、樹齢60年を超えるスギの高木伐採を承りました。道路が現場まで入らず、高所作業車を寄せられません。木に登って上から順に落としました。どこで何を判断したかを施工データとして残します。

鈴鹿市 スギ高木伐採の施工データ
| 場所 | 三重県鈴鹿市 |
|---|---|
| 樹種 | スギ(Cryptomeria japonica) |
| 樹齢 | 60年超 |
| 樹高・幹周 | 記録なし(実測を残していません) |
| 依頼の理由 | 大きくなりすぎたことと、台風時の倒木 |
| 現場条件 | 道路が現場まで入らず、高所作業車を進入させられない |
| 工法 | クライミングによる特殊伐採(クライミングスパイクで登り、上から順に落とす) |
| 使用機材 | チェンソー(STIHL MS261)/ロープ/クライミングスパイク |
高所作業車が入らない現場では、木に登る
高木の伐採というと高所作業車を思い浮かべる方が多いのですが、入れる現場のほうが限られます。作業車が現場まで届かなければ、その工法は最初から選べません。
この現場がそうでした。道路が現場まで入らず、車両を寄せる幅がありません。そこでクライミングスパイクで幹に登り、上から順に落としていく方法を選んでいます。

見積りのときに最初に見るのは、木そのものよりそこまで何が入れるかです。ここで工法が決まり、費用も決まります。
作業手順
- 登る前にロープをかける/落とす方向を作るためです。真下に落とせない枝や幹は、ロープで振ってから落とします。
- クライミングスパイクで幹に登る/伐る木なので、スパイクで幹を傷めても差し支えありません。残す木には使いません。
- 上から順に落とす/先に上部の枝を払い、そのあと幹を短く区切って落とします。一度に長く切らないのは、落ちる先を毎回作れるようにするためです。
- 地上で玉切りして搬出する/落とした幹を運べる長さに切り分けます。

スギという木について
スギは日本の固有種で、全国の人工林の約45%を占めます。成長が早いので、庭に植えた小さな苗が数十年後には高木伐採の対象になります。花粉を出しはじめるのは25〜30年生あたりからで、その後は樹齢を重ねても出しつづけます。
そのため施工の時期を選べる場合があります。花粉が飛ぶ2〜4月は花粉が大量に落ちて周囲へ影響が出るため、避けたいご希望があれば5月から1月の間でご相談ください。倒木の危険が差し迫っている場合は時期を問わず対応します。

切ったあとに残るもの
伐採では切り株が地面に残ります。跡地に新しく木を植えたい、フェンスや構造物を立てたいという場合は、根ごと掘り起こす抜根が必要です。抜根のほうが手間がかかることがあります。
後から抜きたくなると、機械を入れ直す分だけ割高になります。伐採の見積りの段階で、そのあとをどうしたいかを伺っています。

よくあるご質問
Q. 高所作業車が入らない場所でも伐採できますか。
承っています。この現場のように、木に登って上から順に落とす方法で進めます。作業車が入らないから諦める、という現場はほとんどありません。
Q. どちらの工法になるかは、いつ分かりますか。
現地を見せていただいた時点です。道路の幅と、現場まで何が入れるかを確認して決めます。
Q. クライミングスパイクで幹を傷めませんか。
伐る木にだけ使います。残す木の剪定では使いません。
Q. 鈴鹿市で高木の伐採実績はありますか。
スギをはじめ、ヒノキ、クスノキ、ケヤキといった大木を手がけてきました。
鈴鹿市のほかの伐採事例
クスノキが建物の基礎に影響した現場では、根が地表近くを横に広く張る性質が問題になりました。地上部より根系のほうが大きいことがあります。
倒す方向が取れない立ち枯れの木を、クレーンで吊りながら下ろした事例はこちらです。
四日市市の伐採|倒す方向が取れない立ち枯れコナラをクレーンで下ろす
剪定屋空は鈴鹿市のほか、四日市市・桑名市・亀山市・津市・いなべ市・菰野町などでも樹木の伐採を承っています。高木や大木でお困りのことがあればご相談ください。

